転職エージェントの登録・利用の流れを徹底解説

はじめて転職エージェントを利用するとき、どういった流れで進むのか不安になる方もいるではないでしょうか?
転職エージェント利用の流れは、どの転職エージェントでもほとんど同じ。大まかに以下のような流れとなります。

【エージェント利用の流れ】

  • 流れ1:エージェント登録
  • 流れ2:面談によるカウンセリング
  • 流れ3:面談での求人提案
  • 流れ4:気に入った企業への応募
  • 流れ5:書類選考
  • 流れ6:面接
  • 流れ7:内定(待遇交渉)⇒入社

はじめて転職エージェントを利用する方のために、上記の流れに沿って利用の流れを具体的に解説してきます。この記事を読めば、転職エージェント登録時の利用の流れから、注意すべきポイントまで理解することができるでしょう。

流れ1:転職エージェントへの登録

まずは、転職エージェントのサイトにアクセスし、エージェント利用の登録をします。
どの転職エージェントでも以下の3つの情報入力を求められることが多いでしょう。

(1)個人プロフィール
名前・生年月日・連絡先、学歴データなど

(2)これまでの職業履歴
職務経歴は過去の所属企業、部署、プロジェクト内容など

(3)転職先に求める希望条件
職種、業種、転職希望時期など

転職エージェントは、転職を成功させることで報酬を得る仕組みになっていますので「転職意欲が強い人」ほど力を入れてサポートしてくれます。職業履歴や希望条件を漏れなく入力するのはもちろん「できるだけ早い段階で転職を希望している」旨をアピールしたほうが力を入れてサポートしてくれるでしょう。

流れ2:面談によるカウンセリング

サイトに登録をすると転職エージェントからの連絡(主に電話での連絡)がありますので、面談のスケジュールを調整してください。在職中の方のために土曜日や19時以降の面談を受け付けてくれる転職エージェントが多いのでご安心ください。

面談では

・転職理由、希望求人条件のヒアリング
・今までの経歴・職務内容のヒアリング

に加えて、現在の転職市場(求人のトレンド/求めれている人材傾向等)や年齢や経験を踏まえた転職難易度についても説明があります。

人によっては厳しい現実を突きつけられることになりますが、それが現実の転職市場での評価になりますので、正面から現実を受け入れ「本当に転職するかどうか」も改めて考えましょう。

今までの職歴だけでなく、転職を考えている理由、転職後の希望条件など正直に伝えたほうがより親身になって相談にのってもらえます。

転職エージェントの担当者に対して自分を大きく見せようとしたり、現職の愚痴を言うようでは前向きな転職活動ができません。転職エージェントの担当者は転職活動の伴走者。嘘をいうことなく、面談でありのままの自分を知ってもらうことが転職成功の秘訣でもあります。

流れ3:面談での求人提案

流れ2のカウンセリングの内容を踏まえて、面談の後半では求人を提案してくれます。
転職エージェントの登録時に希望を詳細に入力していれば希望に合った求人を事前にピックアップしてくれているケースも多いでしょう。
提案される求人数は数社~10社程度、営業職だと20社以上提案されることもあります。
提示される求人に対して、受け入れられること、受け入れられないことを率直に伝えることが大切です。

「仕事内容は希望通りだが、この年収では厳しい」
「会社の方針含めてバッチリだが、このエリアまでの通勤は厳しい」

など、OK/NGな部分を率直に伝えることでエージェント担当者も条件を絞りやすくなります。
エージェントは担当者によって「営業職に強い」、「エンジニア職に強い」など傾向はありますが、エージェント内部の求人管理はシステム化されていますので、正しく希望条件を伝えるほど提案精度が上がっていくでしょう。

気に入った求人があれば、当日または後日応募の意向を伝え、書類選考へと進んでいきます。
面談時に「応募先を決めなきゃいけないのではないか?」と焦る方もいるようですが、応募したい求人がなくても気にする必要はありません。「応募したい求人がない」理由をしっかり伝えて、当日または後日に追加で求人を紹介してもらってください。焦って希望に合わない会社に応募することがないようにしてくださいね。

★求人提案時の注意事項
よく知らない業界の求人について頭ごなしに「この業界は嫌だ」というのは可能性を狭めてしまうので避けたほうが良いでしょう。仕事で大事なのは「業界」よりも「職種」。どのような職種が自分に合っているかを考え、その業界のことを調べてから判断するようにしましょう。

流れ4:気に入った企業への応募

紹介された求人に対して応募の意思が固まったら、書類作成に入ります。
応募書類は「職務経歴書」と「履歴書」になりますが、「職務経歴書」の内容が書類選考を通過するかどうかを左右すると考えてよいでしょう。

職務経歴書が完成したら、エージェントに応募を依頼。後はエージェントが希望の会社に応募し、やり取りを開始してくれます。応募の際には推薦状を書いてくれる転職エージェント多いと思います。推薦状が書類選考の通過を左右する可能性も高いので、カウンセリングで自分自身を知ってもらうことも重要だと考えてください。
依頼をすれば推薦状の内容を見せてもらえるケースもありますので、内容が気になるようであれば転職エージェントの担当者に依頼してみましょう。

補足:職務経歴書の書き方

職務経歴書は職務内容や経験を漏れなく記入するだけでなく、いかに分かりやすく自分自身の職務経歴を伝えるかが重要です。

営業職、エンジニア職など過去の職歴によって、使いやすいフォーマットが異なるため、職種に合ったフォーマットを選ぶことが重要です。転職エージェントは、職種別に職務経歴書フォーマットを準備しているケースも多いので最適なフォーマットがない場合は、転職エージェントに相談してみましょう。

また、職務経歴書の作成に関しては転職エージェントからアドバイスをもらうことができます。転職エージェントの担当は採用のプロ。自己PRの書き方に迷うことがあれば、随時相談に乗ってくれますし、作成後に担当の添削を依頼することで、さらに良い職務経歴書になるでしょう。遠慮なく添削を依頼するようにしてください。

職務経歴書の書き方のポイントを以下にまとめておりますので参考にしてくださね!

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流れ5:書類選考

書類選考の通過率は転職サイト経由で応募するよりも、転職エージェントを経由で応募するほうが圧倒的に高くなります。通過率が高い理由は、そもそも転職エージェントが「企業の採用要件と転職者のニーズがマッチしている求人を選定して紹介している」という理由が大きいですが、

・職務経歴書の添削により企業ウケが良い内容になっていること
・転職エージェントが推薦状を書いてPRをしてくれていること
・応募企業と転職エージェントの信頼関係が構築されていること

も大きな要因になります。書類選考通過率の高さは転職エージェントを利用する大きなメリットの1つと言えるでしょう。

書類選考の結果は即日~1週間程度でエージェント経由で告知。書類選考に落ちた場合、アドバイザーは落ちた理由を企業に確認してくれます。企業からのフィードバックは今後の転職活動における重要な改善ポイントになりますので、必ず職務経歴書の改善に生かすようにしましょう。

★応募・書類選考時の注意事項
一度落ちた企業へ再応募することは基本的にできません。第1希望の会社に応募する前に、1~2社別の会社を応募し、職務経歴書の改善点を確認することをおススメします。
ただし、急ぎの求人案件の場合は、スピード感が大事。早い者勝ちのケースが多いため、スピード重視で考えてください。

流れ6:面接

書類選考が通過したら面接に進みます。面倒な日程調整は転職エージェントが代行してくれますのでストレスなく面接日の調整ができるでしょう。

何度も面接日の調整が入るとマイナス印象になるのはもちろん、募集人数が少ない早い者勝ちの求人の場合、面接日が遅くなるほど不利になりますので、できるだけ早い段階で日程確定することを心掛けましょう。

なお面接で聞かれる質問内容については、転職エージェントが過去の傾向を踏まえて事前にレクチャーしてくれます。不安を感じる場合は模擬面接をお願いすれば必ず引き受けてくれるでしょう。

面接終了後の「通過」または「不採用」の連絡は、早ければ当日、遅くても1週間以内には届きます。
不採用の場合は、不採用となった理由をヒアリングしてくれますので、職務経歴書と同様に次回の面接に生かすようにしてください。

「通過」の場合は内定を獲得するまで、一次面接同様に日程調整やアドバイスを続けてくれます。選考が進めば進むほど転職エージェントも力を入れてくれますので、内定獲得に向けて不安な点があれば随時相談するようにしてくださいね。

流れ7:内定(待遇交渉)⇒入社

めでたく最終面接を通過し、内定を獲得した後は

・初年度の年収交渉
・入社日の調整
・退職手続き

を行なうことになります。

特に「年収交渉」は転職エージェントの大きな価値の1つ。これからお世話になる会社に対して直接年収交渉をするのは難しいですが、転職エージェントを通すことで遠慮なく要望を伝えられます。
年収アップだけでなく、引越を伴う場合は転居費用を負担してもらうなど、様々な観点で交渉をしてくれますので一度要望を伝えてみましょう。

無茶な要求でなければ、転職エージェントの担当者が企業との関係性を考慮した上で要望を伝えてくれます。
「難しいかな?」と感じても遠慮せず要望を転職エージェントに伝えてみても良いでしょう。

退職日については、現職で活躍している人ほどトラブルが多くなります。入社日が遅くなりすぎると内定が取り消されることがありますし、退職規定の中でルール(1ヶ月前までの退職通知をすれば退職できる等)はあるといっても、現職企業と関係性が悪くなるのは避けたほうが良いでしょう。

できる限り双方に迷惑をかけないように、転職エージェントの担当者と相談しながら進めて行きましょう。

まとめ

以上が転職エージェントの登録から内定までの流れになります。

現在の職種や今までのキャリア、現在の年収によって利用すべき転職エージェントは異なりますので、以下の記事を参考にしてください。

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