なぜ企業は紹介手数料が高い転職エージェントを使うのか?

以下の記事でもご紹介しましたが、例えば年収500万の人材を転職エージェント経由で採用すると年収の30%、約150万の手数料を支払うことになります。

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本記事では「なぜ企業は高い紹介手数料を支払ってまで、転職エージェントを利用するのか?」を解説したいと思います。

理由①:質が高い人材を採用したい

優秀な人材ほど転職エージェントを利用して転職活動をしており、転職サイトをほとんど利用していません。要するに企業は転職エージェントを利用しないと優秀な人材を採用することが難しくなっているのです。

優良企業であればあるほど「優秀な人材が大きな利益を生み出していること」を理解しており、「年収の30%」という紹介手数料は妥当だと考えています。

優秀な人材を少しでも多く採用したいと考えている企業が転職エージェントを利用することは当然と言えるでしょう。

理由②:採用業務を効率化したい

人気企業が転職サイトに掲載をすると100件以上の大量の応募が届くことがあります。すべての応募者が優秀な人材であれば良いのですが、実際8割以上の応募者は書類選考で落とすことになるでしょう。すべての応募者の職務経歴書を確認し、書類選考をした上で、1件ずつ落選の連絡をするのは骨の折れる仕事です。

こういった人気企業は、転職エージェントに「書類選考と一次面接を代行してもらうイメージ」で転職エージェントを使っています。転職エージェントは多くの転職希望者の中かから、要件に合った人だけを紹介してくれますので、実質二次面接から選考がスタートする状態にできるのです。

そのほか転職サイトの場合、求人原稿を作成する工数もかかりますし、採用できなかった場合、掲載料が無駄になってしまうというデメリットもあります。

理由③:非公開求人として採用したい

新規事業に関する求人など極秘で採用を進めたいというケースも多いでしょう。
こういった求人を公開された転職サイトで募集してしまうと競合他社に情報を知られてしまうことになります。

競合他社や世の中に知られないように極秘で採用活動を進めたいというニーズを転職エージェントが拾っているのです。

理由④:採用コストが下げたい

転職エージェント利用で採用コストが下がるというのは意外に思うかもしれませんが、少数のハイスペック人材を採用したいケースは転職エージェントを使ったほうが採用コストが下がることが多いでしょう。

転職サイトを利用する場合

・転職サイトの掲載費用
・書類選考・面接にかかる人件費

に加え、採用活動が長期化するリスク(掲載コストの増大/書類選考・面接の回数の増加)を考えると、成果報酬の転職エージェントを利用するほうがお得になるのです。

新卒採用のように大量の人材を短期間で採用をしたいケースは転職エージェントを利用すると高額なコストになってしまいます。傾向として、「少数のハイスペック人材の採用」は転職エージェントを使い、「一般人材の一括採用」は転職サイトを使うという切り分けをしているケースが多いのでしょう。

まとめ:転職エージェントを利用する企業は有望な会社が多い

採用に大きなコストをかけている会社は、人の重要さを理解している会社です。紹介手数料が高い転職エージェントを利用し、優秀な人材を採用しようしている会社は一般的に有望な会社が多いでしょう。

「採用に大きなコストをかける有望な会社の募集」が集まる転職エージェントを利用しない手はありません。まずは現状の自分にとって最適な転職エージェントに登録し、最適なアドバイザーを見つけていきましょう。

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