「dodaチャレンジ」は障がい者に特化した転職エージェントサービスです。
障がい者転職エージェントを利用するにあたって、「他の転職サイトの違いは?」「どのように転職活動をサポートしてくれるの?」「入社後のフォローは?」と疑問に思うことがたくさんあると思います。
こちらではdodaチャレンジのメリットやデメリット、また、どんな方におすすめなのかをご紹介していきます。
実際に利用する際の手順もお伝えしますので、是非参考にしてみてくださいね!
基本情報
「dodaチャレンジ
運営会社 | パーソルチャレンジ株式会社 |
求人情報 | 公開求人数1,411件(※2021.6.17公式サイトより確認) |
非公開求人 | あり |
直接面談 | あり |
履歴書添削 | あり |
面接対策 | あり |
形態 | エージェント型 |
対象エリア | 拠点は東京・大阪・愛知、対応求人は全国 |
対象者 | 障がい者手帳を持っている方、または申請中の方が利用可能 |
パーソルチャレンジは株式会社パーソルの特例子会社として、実際に障がいを持つ社員が多く雇用されている会社です。
これから「dodaチャレンジ」を利用するにあたって、どんなメリットやデメリットがあるのか確認していきましょう!
特例子会社は、日本法上の概念で、障害者の雇用に特別な配慮をし、障害者の雇用の促進等に関する法律第44条の規定により、一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けて、障害者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社である。 Wikipediaより引用
dodaチャレンジを利用するメリット・デメリット
メリット・特徴
①:求人数が多い
②:キャリアアドバイザーが特性に合わせてフォローをしてくれる
③:新卒・第二新卒・ハイキャリア求人もある
④:地方からも利用可能
⑤:サイト内の情報が豊富
dodaチャレンジの求人数は他の転職サイトに比べて、圧倒的に求人数が多いこと特徴です。求人数の9割が非公開求人のため、登録をしないと紹介してもらえません。
また、非公開求人においてはパーソルグループが開拓してきた優良企業や、障がい者に理解のある企業が多い点もメリットです。
そもそも登録しないと非公開求人の紹介を受けられませんので、まずは登録するだけでも価値があると言えるでしょう!
dodaチャレンジには、求職者と企業の橋渡しをしてくれる「キャリアアドバイザー」がいます。企業の紹介や面談の日程調整だけではなく、面接に向けた準備や入社後に職場で困っていることを相談でき、手厚いサポートが受けられる点がメリットです。
dodaチャレンジのキャリアアドバイザーはキャリアカウンセラーなどの国家資格者も多く在籍。そのため、求職者から丁寧にヒアリングを行い、それぞれの特性に合わせたフォローが可能です。
自分に合った仕事がなかなか見つからない、と不安に思っている方は、信頼できるキャリアアドバイザーと共に求職活動をすることをおすすめします。
中途採用の求人需要が多い中、パーソルグループは70社の顧客基盤と約3,000社の取引実績があり、新卒・第二新卒・ハイキャリア向けの求人を多く保有しています。
大手企業への採用実績があるということは、内定に向けてのノウハウや知識も豊富に持っています。自分一人ではなかなか得られない情報も、dodaチャレンジを通して得ることができるのも魅力です。
また、キャリアアドバイザーが応募書類の作成や面接に向けての準備も細かくサポート。初めて就職や転職をする方も安心して求職活動ができますよ。
dodaチャレンジは、登録後キャリアアドバイザーと面談を済ませると、求人を紹介してくれるシステムです。東京・大阪・名古屋に拠点があり、面談を行います。地方から利用したい場合はWEB面談が可能なので、全国どこにいても利用が可能です。
また、全国に拠点を持つ大手企業の求人や、業種・職種問わず様々な企業の非公開求人があるため、地方求人数も他サイトより豊富なのが特徴です。
ハローワークや他サイトで地方求人を探してもなかなか見つからない、という方はdodaチャレンジの登録をおすすめします。希望の職種に巡り合える確率がぐんとアップしますよ。
dodaチャレンジはサイト内の情報が充実しています。
例えば、
- ・障がい者雇用の市場状況
- ・転職のノウハウ(履歴書作成・面談対策)
- ・企業側のインタビュー記事
- ・転職の成功例
などです。
「企業側のインタビュー」では、障がいのある方への配慮の仕方やキャリアアップについて、「転職の成功体験」では、転職前の不安・面談での成功例・転職後の環境の変化など実際の声を確認することができますよ。
少しでも不安をなくし、安心して求職活動ができるしくみがdodaチャレンジには整っています。
公式サイトはこちら
デメリット・注意点
①:頻繁に求人紹介が来る
②:専門分野の求人には弱い
③:PCが苦手な人には使いづらい
④:転職意欲が低いと紹介数も少ない
dodaチャレンジでは、非公開求人が9割を占めているため、ネットに掲載されている求人数よりもはるかに多い求人を保有しています。そのため、頻繁に求人の紹介が来てしまうことも。自分のペースで求職活動を行いたいという方には向いていません。
その反面、自分の希望職種だけでは内定をもらえなかった方が異業種にチャレンジしてみた結果、内定をもらえた!など成功事例も見受けられます。キャリアアドバイザー目線で提案してくれる新たな職種にチャレンジできる、という点ではメリットになる場合もあるでしょう。
dodaチャレンジの求人は、業種・職種問わず幅広く取り扱っているという利点がある反面、IT分野や技術職など専門分野の求人には弱いというデメリットもあります。
また、キャリアアドバイザーが専門職種や業界の知識を持っていない場合もあるので、専門分野で働きたいという方はその業種に特化した転職サイトを利用するのが良いでしょう。


求人サイトの殆どがスマホやPCなど、WEB環境が整っている状態でないと閲覧ができません。スマホよりもPCサイトの方がより多くの情報を短時間で収集できるため、PCの扱いに慣れていない方や苦手な方には使いづらいというデメリットがあげられます。
それが難しい場合はハローワーク等を利用しましょう。
転職エージェントは求職者のためにできるだけ早くマッチングした求人を探し出し、内定してもらう事を目標としています。転職意欲が低いと感じられる方には、紹介数が少なくなる可能性も。
「今は登録だけしておいて、転職活動はのんびりで構わない。」「まだまだ体調が安定しないから就職はもうちょっと先でもいい。」という方は、キャリアアドバイザーに事前に相談しましょう。
時期を見て紹介を再開してもらうなど対応してくれますので、事前に伝えておく必要があります。
メリット・デメリットまとめ
dodaチャレンジを利用するメリットとデメリットをまとめました。
メリット・特徴 | デメリット・注意点 |
①求人数が多い ②キャリアアドバイザーが特性に合わせてフォローをしてくれる ③新卒・第二新卒・ハイキャリア求人もある ④地方からも利用可能 ⑤サイト内の情報が豊富 | ①頻繁に求人紹介がある ②専門分野の求人には弱い ③PCが苦手な人には使いづらい ④転職意欲が低いと紹介数も少ない |
自分のペースで求人活動を行いたい方や、PCが苦手な方にはデメリットと感じる部分もあります。自分の可能性を高めたい!と転職意欲の高い方は是非、dodaチャレンジの登録をおすすめします。
公式サイトはこちら
dodaチャレンジの口コミ評判・口コミ【twitter調査】
実際にdodaチャレンジを利用している方の口コミを見ていきましょう。
良い評判・口コミ
求人数が多い
障害者向け就活サイトならdodaチャレンジやエラビバは求人数が多くオススメ。
— えぬ||障害者ブロガー (@EnuHandicap) April 12, 2021
親切な担当者だった
ちなみに私はdodaチャレンジを使いました。とても親切な担当者さんに当たり、他の人からもいい評判を聞きましたので、よろしければオススメしておきます!
— じごくのひとみ@当面ニート (@jigoku_yori) June 16, 2021
入社した後も相談に乗ってもらえた
今の会社入るときお世話になった転職エージェントに、今後のこと相談してきた。今の会社を辞める前にできることがあるってヒントもらって、行ってよかったと思った!
atGPも連絡してみたんだけど対応悪い。やっぱdodaチャレンジしか勝たん。
— じごくのひとみ@当面ニート (@jigoku_yori) October 29, 2020
非公開求人に応募して無事に入社ができた
私も利用したのはDODAチャレンジ。
すごく親身になって対応してくれたし、何より日本で有数の大企業がインターネット非公開で募集かけて、無事入社出来た。
障害者雇用での私の転職オススメサイトはDODAチャレンジ!>RT
— まいな (@Lime0730) April 20, 2019
すぐに電話相談に乗ってもらえた
atGPに登録したら紹介できる非公開求人は無いと言われました。
がっくり…
でもdodaチャレンジの方は電話面談してもらえるようです。
希望日を書いてメールで送信しました。
こっちでうまくいくといいな…— ヤマト (@yamato_154012) October 26, 2020
他サイトより好条件の案件がある
DODAチャレンジに応募しまくってたら眠れなくなってしまった。リクルートより全然案件あるし好条件あるじゃんね
— まお (@maooon_fab_uc) January 16, 2018
悪い評判・口コミ
紹介可能求人がなかった
dodaチャレンジ
紹介可能求人なし
中年、無能、職歴中途半端
チャレンジできず😭(dodaチャレンジを誹謗中傷するものではありません)
— 福祉三年生 (@kssk9171) October 29, 2020
行きたくない会社を紹介してきそうで不安
デイケア到着。
今日は理由のない、漠然とした不安感がある。
何が不安なのかな?
応募していた2件の求人が、2件とも書類選考で落ちたからかな?
こんど、dodaチャレンジという、障害求人をあつかっているところから転職相談を頼むことにした。
「行きたくない会社」に就職させられるのではと不安
— XVI(えくしびぃ) (@XVI19730122) November 17, 2020
紹介できる案件がなく一旦サービス停止した
DODAチャレンジ、キャリアカウンセリングの結果を元に求人を探したけど、紹介できるのは無いので、一旦サービス停止…(  ̄(エ) ̄)
元々厳しいだろうと思っていたので、あまり期待していなかったですが、世の中世知辛いのじゃー。さて、次はハロワの求人探そう。最低時給にへばりついてるやつ。
— ごんぞう(Ver1.1)-中長期難平投資 (@onigirisukiyan) September 18, 2018
登録後、音沙汰なかった
DODAチャレンジに新たに登録したんだけど
1ヶ月音沙汰無しからの、突然条件に合う仕事がありませんでしたって送られてくるの草生えない???
身体障害の方は紹介してもらえてるみたいだけど、精神障害(発達障害)は最初から除外しているみたいな対応だった— 小鳩 (@hatoko643) September 8, 2020
アドバイザーが質問攻めで合わなかった
dodaチャレンジはおすすめしない。特にその会社に常駐するアドバイザーが嫌な感じだった。上司との人間関係で相談しても解決できないし、すぐ避けたがる。1回のミスでいちいち質問責め。理詰めがひどい。結果誰にも相談できない。それが嫌で辞めたわ。#doda #dodaチャレンジ
— SieR (@yuichisan171) June 16, 2021
資格がないので求人紹介もなかった
昔はDoda チャレンジ使ってましたが資格が全くない状態だったので求人紹介がなかったですね
現在は就労移行支援事業所利用であります
— つばめ@ASD (@h0528_tsubasa) March 17, 2021
どちらとも言えない評判・口コミ
評判悪いが、担当者さんとは相談しやすかった
dodaチャレンジ、評判悪いのかな。
うちの転職の時は(首都圏なのもあると思うけど)仕事もこちらの条件に合わせてたくさん紹介してくれたし、困った事を相談すると担当者さん経由で企業にアドバイスを入れてくれたり、サービスが凄く細やかで助かったんだけど💦
場所的な要件も大きいのかな。— Mirossa (@MirossaR) December 7, 2019
職歴がない人には合わないかも
障害者手帳取得後の再就職活動、まだまだ途中なので結果次第ではあるんですが、あまり期待してなかったdodaチャレンジが自分にとっては他社と比較してぶっちぎりに良いです。ただ多分ここ職歴ない人には全然優しくない。
— ピカソ@在宅障害者雇用 (@yu_pica_orcus) December 20, 2019
口コミのまとめ
twitterでは「良い口コミ」・「悪い口コミ」・「どちらとも言えない口コミ」が見受けられました。
求人案件がなかった、アドバイザーと合わなかったという悪い口コミもありました。求人案件がない場合は、キャリアアドバイザーと相談し、他の業種や職種にチャレンジするなど、間口を広げることもマッチング率を上げるポイントです。
アドバイザーと合わなかったと感じる場合は、まずは自分の希望・要望を整理してきちんと伝えてみることが大切です。工夫次第でdodaチャレンジを上手に利用することができますよ。
公式サイトはこちら
dodaチャレンジはどんな方におすすめ?
dodaチャレンジ
上記を踏まえるとdodaチャレンジはこのような方におすすめです。
dodaチャレンジはこんな方におすすめ
・新卒・第二新卒・初めて転職活動をする方
・ハイキャリア求人を探している方
・地方で転職したい方
・履歴書や面接に不安を感じている方
dodaチャレンジに不向きな方
・自分自身で求人案件を探したい方
・専門分野の就職を考えている方
・PCが苦手な方
・転職意欲が高くない方
dodaチャレンジの登録から応募までの流れ
- ①WEBで申し込み
公式サイト(こちら)
- ②担当者からメールが来る
WEBで登録後、担当者からメールが来ます。電話による簡単なヒアリングがあり、キャリアアドバイザーと面談の日程を調整します。
- ③キャリアアドバイザーと面談
職務経歴・障がいの経緯や程度・就職した場合の配慮事項・希望職種・希望年収などキャリアプランのすり合わせを行います。
- ④求人提案を受ける
マッチングする求人の提案を受けます。
- ⑤応募・書類選考・面接
応募したい求人が見つかったら、面接の日程等の段取りを行います。
- ⑥条件交渉・内定・入社
条件交渉を行い、内定をもらったら晴れて入社となります。
dodaチャレンジについてよくある質問
dodaチャレンジについての質問をピックアップしました。事前に確認をしておくとスムーズに登録ができますよ。
- (質問):「利用条件はあるの?」
- (回答):障がい者手帳を既に持っている、または申請中の方の利用が可能です。
- (質問):「公開求人は登録しなくても応募できますか?」
- (回答):求人検索自体は、登録をしなくても見ることができます。応募はdodaチャレンジに登録が必要で、初回の面談が終了すると応募ができるシステムです。
- (質問):「登録してからのやり取りの仕方は?」
- (回答):Web上で登録をしてからは、メールでのやりとりが基本となります。メールアドレスの準備や管理は事前に整えておきましょう。
- (質問):「精神障害の求人はあるの?」
- (回答):dodaチャレンジでは、身体・精神・知的障害など障害に合ったサポートを行っています。ただし、体調が不安定で早期退職の可能性や転職自体に不安がある場合は、事前に病院や行政の就労移行支援などを利用することをおすすめします。
- (質問):「入社後のフォローは?」
- (回答):dodaチャレンジを利用して内定した場合、入社後も定期的にキャリアアドバイザーに相談することが可能です。職場の上司に直接言いづらい事や、困ったことがあれば早めに相談をしましょう。
- (質問):「登録後の面談はどこでやりますか?」
- (回答):東京・大阪・名古屋に拠点があります。遠方で行けない方や、車椅子などで移動が困難な方はWEB面談が可能です。キャリアアドバイザーに確認をしてみましょう。
- (質問):「面談ではどんんなことを聞かれるの?」
- (回答):今までの学歴や職歴、前職の転職理由、傷がいの程度や企業にどのような配慮が必要かなどを、面談で確認していきます。自分の希望や仕事に求める条件など、しっかりと話し合ってマッチングする企業を見つけ出しましょう!
最後に
dodaチャレンジ
dodaチャレンジにはWEB上に掲載されていない非公開求人が多く、キャリアアドバイザーはあなたにマッチングする企業を親身になっておすすめしてくれます。転職意欲があり、チャレンジ精神旺盛な方はまずは登録をしてみましょう!
入社後の不安に対してもフォローをしてくれるので、安心して転職活動に臨めるのではないのでしょうか?
あなたの転職活動が、うまく行くことをお祈りしています。
公式サイトはこちら
※他のエージェントも確認したいという方は全国の転職エージェント・転職サイトを徹底的にまとめたこちらの記事も参考にしてください。
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