「結果で評価される会社で働きたい」
「裁量権を持って責任感ある仕事に取り組みたい」
そんな方におすすめなのが、上場前後の成長企業に求職者を紹介する転職エージェント「識学(しきがく)キャリア」。
自社でコンサルティングを手がけた企業を紹介するなど、ありそうでなかった転職サービスを提供します。しかし、他の転職エージェントと比較すると、謎に包まれた部分が多いのも事実です。
今回は、そんな識学キャリアについて、評判やメリット・デメリット、またはどんな人に向いているかなど、詳しく解説していきます。
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基本情報
識学キャリアは、2019年2月に東証マザーズに上場した株式会社識学が運営する人材紹介事業です。
株式会社識学は、業界を問わず上場前後の成長企業向けに組織コンサルティングや研修を行っている会社として有名で、識学キャリアは求職者を識学の顧客企業に紹介するサービスとなります。
運営会社 | 株式会社識学(2019年2月上場) |
求人情報 | 2000社以上※公式サイトより |
非公開求人 | あり |
直接面談 | 会員登録後に実施 |
形態 | 転職エージェント |
対象エリア | 全国 |
対応業種・職種 | 成長しているベンチャー企業が中心 |
そもそも識学とは何か?
識学は「意識構造学」という学問からとった造語であり、20年以上前に提唱された組織運営理論です。識学はこの原理論を体系化し、弊社の基幹理論として整備したものです。 識学は、なぜ生産性向上を実現できる組織と、そうでない組織があるのか、どうすればいかなる組織でも生産性向上を実現できるのかを追求しています。
株式会社識学:識学とはより引用
識学は、個人がそれぞれ持っている過去の体験や経験が原因で生じる意識のズレを最小化し、より生産性の高い組織づくりを目指します。つまり、組織における考え方やビジョンを一本化することで、問題を最小化し、効率の良い組織運営を目指すのが識学の考え方になります。
実際に導入した企業の経営者からは「識学のおかげで事業に集中できるようになった」と評判も良いようです。
しかし、人によっては抵抗を感じて、識学は怪しい、一種の宗教であると考える方がいるのも事実です。※実際、識学と検索すると、関連して検索されるワードに「うさんくさい」や「宗教」などの言葉があります。
ただ、識学はあくまでも組織運営を効率よく行うための考え方なので、宗教とは無関係です。
識学はビジネスに対しての考え方や、マネジメント理論に独自の考え方が踏襲されるので、誤解される要素があるのかもしれません。
識学キャリアを利用するメリット・デメリット
まずは、「識学キャリア
識学キャリアのメリット・特長
②上場済み、もしくは上場が射程圏内のベンチャー企業が多い
③企業の内情をよく把握している
①紹介される求人は結果主義の企業のみ
識学キャリアが求職者に紹介するのは、運営会社である株式会社識学がコンサルティングした企業のみ紹介します。組織の評価制度までコンサルティングしているため、根本の仕組みから結果主義が浸透しています。なので、年功序列ではなく結果を重視した企業が多いのが識学キャリアのメリットです。
結果を出せばきちんと給与UPと評価されるため、やりがいがあります。
②上場済み、もしくは上場が射程圏内のベンチャー企業が多い
識学キャリアが紹介する企業は、「識学」を実践している企業です。つまり、マネジメントに対して強い意識をもち、成長意欲の強い企業が多いメリットがあります。
上場前後の成長企業では、ベンチャーのような裁量権もありながら、資金が十分にあります。ビジネスで結果を残したいキャリア志向の人にはおすすめです。
③企業の内情をよく把握している
識学キャリアは紹介企業を自社でコンサルティングしています。そのため、企業を紹介してもらうときには予めどういったポジションで、そのような職務を任せられるかなど、他の転職キャリアよりも内情を詳細に知ることができます。
詳細がわかるからこそ、自分が紹介企業でどんな貢献ができるのか、事前に思い描きやすいので、より満足度の高い転職活動にできるでしょう。
デメリット
識学キャリアのデメリット・注意点①求人数が少ない
②従来の企業スタイルとは違った会社が多い
③全体的に口コミが少ない
①求人数が少ない
識学キャリアは、株式会社識学がコンサルティングした企業のみ紹介するので、他の転職エージェントと比較すると求人数が少ないです。ただ、質を重視するという見方もできるので、人によってはメリットになり得ます。
②従来の企業スタイルとは違った会社が多い
識学キャリアが紹介する企業は識学(意識構造学)を取り入れています。識学には、結果を重視し課程を評価しないという考え方があるので、従来の日本の企業とは異なる風土を取り入れた企業が多いです。
そのため、識学キャリアで紹介される企業で働くには、仕事に対しての考え方を見直す点があるため、保守的な人にとってはデメリットになり得ます。
③全体的に口コミが少ない
識学キャリアは比較的新しい転職エージェントであるため、他の転職エージェントと比較すると全体的な口コミや評価が少ない傾向です。
事前に情報収集することが難しいので、実態がつかみづらいといったデメリットがあります。
メリット・デメリットまとめ
識学キャリアのメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
メリット | デメリット |
・紹介するのは結果主義の企業のみ ・上場、もしくは上場準備中のベンチャー企業が多い ・紹介先企業の内情をよく把握している | ・求人数が少ない ・従来の企業スタイルと違った会社が多い ・全体的に口コミが少ない |
自社でコンサルティングをしていて企業の内情を把握しているという点は、他の転職エージェントではなかなか出せない特長だと言えるでしょう
識学キャリアは他の転職エージェントと比べて、知名度が低く規模は小さいです。
しかし、自分が主役となって仕事に取り組みたい、企業と一緒に自分も成長したい、など成長意欲が高く結果で評価される環境を望んでいる方は必見です。
識学キャリアが向いている人・向いていない人
上記のメリット・デメリットをふまえた上で識学キャリア
自分自身が転職する目的、もしくは転職先の会社に求める要素を認識したうえで、識学キャリアが自身に合っているか確認しましょう。ここでは、識学キャリアをおすすめできる人・できない人の特長をまとめたので、参考にしてください。
識学キャリアをおすすめできる方
②結果での評価を望んでいる人
③リーダー・マネージャーとしての能力を高めたい人
①成長意欲が高い人
識学キャリアで紹介される求人は、成長が期待できるベンチャー企業が多いです。そのため、必然と成長できる環境に身を置けるので、ビジネス上での成長を望み、キャリアアップしたい方に識学キャリアはおすすめです。
仕事の裁量権もありながら、資金面の心配がない企業で働けるため、ビジネスで結果を残したい、市場価値を高めたいキャリア志向の人にはおすすめです。
②結果での評価を望んでいる人
識学キャリアは自社の強みとして、紹介する企業はすべて結果主義であることをうたっています。なので、年功序列ではなく、あくまでも仕事の結果を評価基準になります。
日本の評価制度は、以前より改善されているものの、まだまだ勤務年数が多い社員が高い報酬をもらえる印象があります。そのため、勤務年数が浅い社員は大きな成果を成し遂げても、高い報酬や役職に就くのが難しいのが現状です。
そのような現状にジレンマを感じる方には、結果主義の企業を紹介してくれる識学キャリアがおすすめです。もしあなたが入社した会社で素晴らしい結果を残せば、給与以外のインセンティブとしてストックオプションなどの権利も得られるかもしれません。
また、識学キャリアは転職希望者のスキルや特性をデータベース化し、企業にあっせんしてくれるので、自身に合った求人が見つかりやすいです。そのため、自分がより能力を発揮できる企業と出会えるチャンスも多いので、結果にこだわる人には特におすすめです。
③リーダー・マネージャーとしての能力を高めたい人
識学キャリアは自社の特長に裁量権のある仕事ができることをうたっています。つまり、年数が浅くても裁量権のある仕事ができる企業を紹介してもらえるので、現状の仕事のレベルに不満を持つ方はキャリアアップできるチャンスになります。
早い段階から裁量権のある仕事をすることで、マネジメントについて学ぶことができるため、リーダー・マネージャーとしての能力を高めたい方、将来起業を考えている方にもおすすめです。
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識学キャリアをおすすめできない方
①いろいろ見比べて転職活動したい人
②ストイックな環境が苦手な人
③差別化できるスキルを持っていない人
①いろいろ見比べて転職活動したい人
識学キャリアは自身のスキルや特徴をベースに企業を紹介してもらう傾向なので、転職サイトのようにいろいろな求人をじっくり見比べたいという方にはあまりおすすめできません。
※幅広く多くの求人も見たい、紹介して欲しいという方は「リクルートエージェント
②ストイックな環境が苦手な人
識学キャリアで紹介される企業は結果主義の企業のみなので、実際に転職するとストイックな環境になる確率が高いです。そのため、自分のペースでストレスを抱えずに働きたい方にとっては識学キャリアは向いていないでしょう。
③差別化できるスキルを持っていない人
識学キャリアは転職希望者のスキルや特徴を基に企業にあっせんを行います。逆を言えば、需要の高い職場経験やスキルがないと企業からの声がかかりにくい可能性もあります。
営業スキルやITスキルが高い、マネジメント経験があるなどの特別なスキルや経験がなく、とりあえず転職活動してみたいという方は、大手の転職サイトから着手するのが無難です。
識学キャリアの口コミ
ここでは、識学キャリアについての口コミを紹介します。一般ユーザーからの口コミが少ないので、識学キャリアが提唱する識学を導入した企業からの口コミがメインとなります。
識学キャリアが紹介する企業の中身を知れるので、利用するにあたっての参考にすると良いでしょう。
良い口コミ
・識学を導入した企業の口コミ
株式会社UUUMなど、有名企業も参画しています。詳細はこちらをご覧ください。
※twitterなどで利用者の口コミを調べたものの、2021年9月14日時点で参考になる情報はありませんでした。
どちらとも言えない口コミ
納得できない部分もあるが良い面もある
弊社、識学を導入しています。
正直に言うと、納得できない部分も・・・。ただ「職務要件が明確」「完全結果での指示」など、普段の業務で生じる悩みは少なくなったような気がする。
— おはら@マーケ×セクシャルヘルスケア (@natural_ohara) June 16, 2021
識学キャリアの登録から応募までの流れ
まず、公式サイトの登録フォーム(こちら
送信が成功すると以下のメールが届きます。メールが届いて10分後くらいに識学キャリアの担当者から面談についての連絡が電話で来ました。
人によってはメールで来る場合もありますが、電話での連絡が多いようです。※ちなみに、発信番号が携帯電話だったので、最初どこからの電話かわかりませんでした。
なお、電話での面接を断った後は特に会員登録に関しての連絡は来てません。※基本的には面談ありきの転職エージェントのようです。
まとめ
ここまでの解説をまとめると以下の通りです。
・結果主義を採用しているので、実力主義の方にぴったり
・自社でコンサルティングしている企業を紹介するので質が担保されている
・まったり転職活動したい人にはハードルが高い
実力があり、今の会社の環境に不満を感じている、挑戦したい方にとって、識学キャリアは新しい世界に踏み込むチャンスかもしれません。
転職する目的を整理された上で、選択肢の一つに加えてみるのと良いかもしれません。
以下の公式サイトより無料カウンセリングも可能ですので、気軽に登録してみてもいいでしょう。
【補足】識学キャリア以外のおすすめ転職エージェント一覧
識学キャリアの記事を読まれる方はハイクラスな転職を考えていらっしゃる方も多いかと思います。
最後にご参考までに、識学キャリア以外のおすすめ転職エージェントを紹介します!
社長の右腕に立候補できる「転機」は、併せて登録するサービスとしては面白いかもしれません。
- サイト名
- 公式サイトURL
- ビズリーチ(人気!)
- https://www.bizreach.jp/
- リクルートダイレクトスカウト(人気!)
- https://careercarver.jp/
- JACリクルートメント(人気!)
- https://www.jac-recruitment.jp/
- 転機(社長の右腕に立候補)
- https://ten-ki.jp/
- リクルートエージェント(人気!)
- https://www.r-agent.com/
- ロバート・ウォルターズ
- https://www.robertwalters.co.jp/
- パソナキャリア
- https://www.pasonacareer.jp/
- マイナビエージェント
- https://mynavi-agent.jp/
- type転職エージェント
- https://type.career-agent.jp/
※より詳しく知りたい方は、以下の特集ページも参考にしてください。
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