LITALICO(りたりこ)ワークスの評判ってどうなの?利用前に知りたい口コミ、メリット・デメリットなどを分かりやすく解説!

LITALICO(りたりこ)ワークスでは障がい者の方を対象に就職移行支援を行っています。

「障がい者としてはじめて就職、分からないことがいっぱい」「仕事を辞めてからブランクがあるので不安」とお悩みの方にぴったりのサービスです。障がい者の方の就職活動をスムーズに進めるために様々なサポートを実施しています。

この記事では、LITALICOワークスではどのようなサポートがあるのか、そのメリットやデメリット、実際に利用している方の口コミを集めました。どのような方におすすめなのかという理由も分かりやすく解説しています。

是非、参考にしてみてください。
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※他の障害者(障がい者)向けの転職エージェントを一緒に検討したい方は、「障害者(障がい者)の方におすすめの転職エージェント一覧(こちら)」もチェックしてみてください。

LITALICOワークスとは?

LITALICOワークスは障がい者を対象とした就労移行支援事業所を全国に92拠点展開しています。

精神障がい・発達障がい・身体障がい・知的障がい・難病の方を対象に座学や企業実習で就労に必要な知識を学ぶことができ、就職活動時の支援や入社後の定着支援を行っています。

基本情報

運営会社株式会社 LITALICO
事業内容就労移行支援
事業所92事業所(2021年4月時点)
対象者精神障がい・発達障がい・知的障がい・身体障がい・難病
就業実績8,000人以上
登録者数3,016人(2020年9月時点)
年間就職者数1,287人(2019年度)
2019年度定着率89.7%(就職後6ヶ月の定着率)
対象地域全国
年齢65歳未満
利用期間原則2年間
支援プログラム数200以上
企業インターン数4,500カ所以上

LITALICOワークスでできること

LITALICOワークスでは主に下記の流れで就職移行支援を行っています。

1⃣基礎訓練(座学・訓練)

2⃣企業実習(企業インターンとして体験で働く)

3⃣就職活動(応募書類の添削・面接実習)

4⃣定着支援(定着するためのサポート)

利用するにあたってメリットやデメリットを確認していきましょう。

LITALICOワークスのメリット・デメリット

メリット・特徴

メリット・特徴①4,500カ所以上の企業インターン
②職場定着率89.7%
③大手企業に就職している人が多い
④目標やスキルに合った手厚いサポート

①4,500カ所以上の企業インターン

LITALICOワークスでは企業インターンを実施しています。インターンシップとは、興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりする職業体験のことです。

全国に4,500カ所以上の企業と連携しており、様々な業種や職種の職場体験することが可能です。

★企業インターンのメリット
・働きながら自分の特性を見極めることができる
・社会人としてのビジネススキルが身に付く
・得意、不得意の認識と対策
・働く前の不安が解消される

実際に企業で働くことで、作業中に得意・不得意分野に気が付き自分の特性を見極めることができます。初めて企業で働くという方には、社会人としての基本的なビジネススキルを学べる、というメリットも。

職場体験中はしっかりとLITALICOワークスがアドバイス、フィードバックをしてくれるので不安なく取り組むことができるという利点もあります。

初めて就職を考えている方や、ブランクがあって転職に不安がある方は試してみることをおすすめします。

②職場定着率89.7%

LITALICOワークスでは、就職6ヶ月後の職場定着率が89.7%と高いことが特徴です。下記の図でも分かる様に、障がい者の職場定着率は40%~80%、平均すると60%ほどと言われています。

参考:障碍者就業総合センター

なぜ就職定着率が高いのかというと、就職後に「就労定着支援」として下記のサポートを行っているからです。

・1ヶ月に一度の状況確認
・企業に出向いて問題がないか確認
・3ヶ月ごとに就労定着支援計画を作成

そのため、入社した方の体調や生活面、はたらく環境についてのサポートが充実。このサービスは最長3年間支援してくれるので、就職後も不安が少なく働き続ける環境を整えてくれます

就職先の上司に言いづらい事や、体調面の配慮事項など、担当者が丁寧にヒアリングをしてサポートしてくれるので安心です。

③大手企業に就職している人が多い

LITALICOワークスでは、49%の方が1,000人以上の社員がいる大企業に就職をしています。例えば、日本郵政・ANA・保険の窓口・マイナビ・伊勢丹・大東建託など多くの企業があげられます。

LITALICOワークスでは、直接求人は行っていません。大手企業への就職が多い理由として、ハローワークや障がい者就業・生活支援センター・障がい者就職職業センターと連携をしているため、面接対策や応募書類添削など細かなサポートができるという点があげられます。

また、自分のスキルや希望条件に合ったカリキュラムで多くの知識を習得することで、大手企業への就職につながっていると言えるでしょう。

目標やスキルに合った手厚いサポート

全国92拠点に事業所があるLITALICOワークスでは、各地域が連携して多くの企業や求職者情報を共有しています。そのため、障がい者に対する理解や知識を豊富に持っており、求職者に対して的確なアドバイスやサポートが可能です。

200以上あるプログラムの中からひとりひとりに合わせた就業支援カリキュラムを作成し、就職活動に向けて履歴書の作成や面接対策など手厚いサポートが受けられます

また、転職の合同説明会などにも同行してくれる場合もあります。採用担当者に求職者の強みをアピールしたり、障がい者の配慮事項などを伝えてくれたり、不安なく転職活動を行うことができますよ。
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デメリット・注意点

デメリット・注意点①交通費は自己負担
②給料が発生しない場合がある
③専門スキルは学べない
④事業所の合う合わないがある

①交通費は自己負担

基本的に就労移行支援事業所では、交通費を支給してくれるところはありません。ただし、地域によっては自治体が交通費を助成してくれるところもありますので、各自治体に確認しましょう。

利用中は原則としてアルバイトが禁止になるため、交通費を自力で確保しなくてはなりません

②給料が発生しない場合がある

企業インターンは職場体験という位置づけで、あくまでも一般企業への就職を目指す準備や訓練です。企業とは雇用契約を結んでいないため、給与は発生しません。もらえたとしても少額になります。

企業で実務を体験することで、自分の適性や苦手なことなどを把握するきっかけになります。働いたことがない方が初めての就職先でつまずいてしまうような体験も、インターンシップで事前に対策をすることができるのは大きなメリットではないでしょうか?

③専門スキルは学べない

LITALICOワークスは、特化型の就労移行支援ではありません。プログラミングやwebデザインなど専門のスキルを身に付けたいと思っている方は、専門分野に特化した就労支援サービスを利用しましょう

いちからスキルを学びたい方には不向きな場合がありますが、前職で既にスキルを身に付けている場合は、それに準じたプログラムを提案してくれる場合があります。

一度相談してみてもいいでしょう。

④事業所の合う合わないがある

LITALICOワークスは全国に92の事業所があります。事業所ごとに対策を練ったカリキュラムがあり、雰囲気や進め方にも違いがあります。場合によっては自分には合わない苦手なカリキュラムを組まれることも。

LITALICOワークスは、どの事業所でも無料見学と体験通所を実施しています。自宅から通い続ける訳ですから、通いやすさも重要ですが、スタッフさんやプログラム内容をよく確認してから利用することをおすすめします。

メリット・デメリットまとめ

LITALICOワークスでは、交通費が自己負担という点と事業所が合う合わないという点を除いては、メリットがたくさんあるように見受けられます。

まずは自分に合った事業所を探すことからはじめましょう。就職準備中はもちろんのこと、就職後もお世話になる事業所です。自分と合う事業所を見つけて、スムーズな就職準備ができるようにプログラムを組んでもらいましょう!
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LITALICOワークスの評判・口コミ【twitter調査】

良い評判・口コミ

litalicoに通所してタイピング頑張りました

利用料かからないで通えました

本人の年収で利用料金が決まることが分かり安心した

LITALICOワークスのピアトークで災害時について説明してくれた

悪い評判・口コミ

電話の折り返しがなかった

支援員が若すぎて理解してもらえなかった

どちらとも言えない口コミ

就活不安になりすぎたのでLITALICOワークスに思わず登録してみた

医師の診断がないから利用できなかった

身体の調子が悪くて通所できない

体験通所に行ってきました

口コミまとめ

LITALICOワークスの悪い評判や口コミはあまりなく、どちらかと言うと、今後の自分のためにもまず登録してみた、体験通所してみたという口コミが多く見受けられました。

コロナ禍でありながら(2020年4月~3月)LITALICOワークスを利用して就職した方が、前年度を上回る1,302名となったという結果も。(株式会社LITALICOプレスリリースより)

障がい者の就職には不安を抱えている方も多いはず。まずはその不安を共有してもらい、自分のキャリア形成を考えていくためにも様々な知識を持ったプロの方にサポートしてもらうことも必要かもしれませんね。

LITALICOワークスはこんな方におすすめ

おすすめの人

LITALICO(りたりこ)ワークスはこのような方におすすめです。

LITALICOワークスはこんな方におすすめ


・企業で働くことに自信がない人
・障がい者になって初めて就職する方
・大手の企業に就職したい方
・就職後のサポートをして欲しい
・インターン実習が多く、色々な選択肢から選びたい

障がい者になって初めて就職をする方や、企業で働くことに自信がない方はLITALICOワークスの利用をおすすめします。座学や訓練で学んだ基礎知識を企業実習で実践ができるため、失敗を恐れることなく体験をさせてもらえるのがLITALICOワークスの利点です。

実践の中に苦手分野を見つけ出し、それに対して対策を立てることもできるでしょう。また、色々な仕事を体験してみたいという方にも向いています。全国4,500カ所のインターン先では、様々な業種の企業がたくさんあります。

選択の幅を広げて自分自身の可能性にチャレンジしてみたい方はLITALICOワークスを上手に活用してみてくださいね。

不向きな方

×LITALICOワークスが向かない方

・交通費を事業所に負担してほしい
・ITスキルなど専門的なことを学びたい

先程のデメリットにも上げたように、交通費を負担してほしい方や専門的なスキルを学びたいという方には不向きな場合もあるでしょう。

自分自身の可能性を見出せるチャンスだと思って、是非このシステムを活用してみてはいかがでしょうか?
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LITALICOワークスの利用方法

    • ①問い合わせ・資料請求

お電話orメールアドレス(公式HPはこちら)を送信して資料請求をします。

    • ②近くLITALICOワークス事業所の見学

事業所に連絡をして、見学の申し込みを行います。定期的に利用説明会を行っている場合もあります。

    • ③手続き・体験通所

市役所や区役所の障がい福祉課などの窓口にて受給者証の申請を行います。発効までに1ヶ月ほどかかるため、この間に体験通所をおすすめしています。

    • ④利用開始

ひとりひとりに合わせたカリキュラムに沿って就業移行支援サポートを受けます。

LITALICOワークスに関するよくある質問

(質問):「障碍者手帳は必要ですか?」
(回答):行政が発行する「受給者証」が必要になります。LITALICOワークスでは申請手続きのサポートを行っています。医師の診断や定期的な通院があれば利用可能な場合があるので相談してみましょう。
(質問):「どれくらい通えば就職できる?」
(回答):早い方で1ヶ月から3ヶ月、平均的には1年半から2年で就職しています。
(質問):「コロナ対策はしていますか?」
(回答):利用相談・体験会は密にならない様に電話やオンラインが可能です。
(質問):「どんな会社に就職できますか?」
(回答):就職先は1000名以上の企業から50名未満の中小企業まで様々な企業です。
(質問):「在職中や求職中でも利用できますか?」
(回答):一定の条件を満たす場合は利用ができます。問い合わせをしてみましょう。

まとめ

LITALICO(りたりこ)ワークスの特徴やメリット・デメリット・口コミを確認してきました。

事業所ごとに合う合わないはあるものの、企業ネットワークがあったり、様々なインターン先を保有していたりと、自分一人だけでは収集できない情報や知識を得られる点もおすすめポイントです。

座学という受動的な学びだけではなく、実体験として職場体験ができるという点も魅力です。

是非このようなサービスを上手に活用して、あなたの就職活動がスムーズに行くことをお祈りしてます!
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