ITエンジニアのスキルに魅了され、企業がエンジニアを奪い合う転職サービス「転職ドラフト」。
企業がITエンジニアを競争入札によって指名し、選考が進むドラフト形式の転職サービスです。
特化型の転職サービスのため、
「登録するとどんなサービスを受けることができるの?」
「そもそもどんな人が利用できるサービスなの?」
など、転職ドラフトの利用を検討されている方なら他の転職サービスとの違いが気になりますよね。
今回は利用を検討されている方に、転職ドラフトに登録するメリット・デメリット、また登録の流れなどを紹介します。
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基本情報(特徴)
運営会社 | リブセンス(インターネットメディア運営事業) |
求人数 | 約504件(2021年7月現在) |
エリア | 首都圏中心 |
対応職種 | ITエンジニア |
レジュメ作成 | あり(要審査) |
選考方法 | ドラフト形式 |
転職ドラフト
転職ドラフトで転職をした人の中には、登録初めの目的は自分の市場価値を把握することでしたが、企業から自分の予想を上回る収入の提案を受け、それがきっかけとなり転職する方も。ITエンジニアで転職を視野に入れている方は、現在の自分の評価を把握するためにも登録をおすすめする転職サービスです。
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転職ドラフトのメリット・デメリット
メリット・特徴
②エンジニアとしてのスペックが客観的にわかる
③指名の段階でリアルな年収と仕事内容が提示される
①エンジニアとしてのスキルやプロジェクト経験が採用基準になる
通常の転職活動において、前職の年収が目安になり転職後の給料が決まることが多数です。しかし現職で正当な評価が得られず低い年収で働いている場合、たとえ転職しても希望する条件で転職できない可能性があります。
転職ドラフトでは、経歴や役職は関係なく純粋にエンジニアとしてのスキルで評価されます。そのため大幅に年収がアップした方も中には大勢いるようです。今のスキルに自信がある方はぜひ登録をしてみましょう。
②エンジニアとしてのスペックが客観的にわかる
利用者は自分だけではなく、他のエンジニアの入札結果を見ることができます。各社がどのようなスキルがある方をいくらで入札したか、リアルな相場を把握することが可能です。加えて、自分の入札結果を確認することで、今のスペックや自分の市場価値を把握することができるため、今後自分の市場価値を高めるために必要なスキルも明確化させることがきます。
利用者の中には、登録のきっかけが自分の市場価値を確認するためという方が多数。自分の予想を超える入札結果をもらい、転職活動に移るようです。
③指名の段階でリアルな年収と仕事内容が提示される
指名の段階で具体的な年収と仕事内容が企業から提示されるため、早い段階からミスマッチをなくしスムーズな転職活動が可能に。通常年収などは内定の時に提示されることが一般的ですが、早い段階で希望条件と企業とのミスマッチを防ぐことで入社後のトラブルをなくすことや、さらには希望の条件を交渉することもできます。
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デメリット・懸念点.
②審査にはある程度のスキルが必要
③必ず希望の企業に指名されるとは限らない
①レジュメの入力に時間がかかる
転職ドラフトで転職を成功させるためには、まずレジュメの作成が第一のハードルです。関わったプロジェクトや使用した言語スキル、業務での役割や問題解決能力などエンジニアとしての自分の価値を詳細に記入します。他の転職サイトと異なり、レジュメの質・PR内容により今後のドラフトへの参加券が獲得できること、かつ入力項目の多さも重なりレジュメの入力に時間が割かれ、ここで挫折する方が中にはいるようです。
②審査にはある程度のスキルが必要
レジュメは転職ドラフトの運営スタッフが審査しています。一人ひとりのレジュメに目を通し、内容を確認しているためその場しのぎで書いた浅い内容のレジュメは審査に通りません。また、丁寧に内容を記入してもスキルが足りないと判断された場合も同様。
審査が通らなかった場合、審査結果とともにフィードバックがもらえるため、アドバイスをもとに内容を修正し再審査を受けることもできます。フィードバックの中には、今後のアドバイスも含まれているため、次のドラフトにむけ自分の高めるスキルも見えてきます。そこからスキルを高めて、より条件のいい企業を目指すことも可能です。
作成時のポイント
項目 | 見ているポイント | |
必須項目 | ①プロジェクト概要 | ・プロジェクト内容の要約の仕方 ・プロジェクトの規模 ・担った役割等 |
②開発をした理由や内容 ③記述の詳細 | ・開発に至った経緯 ・開発したアウトプットの詳細 ・用いた技術 | |
+α項目 | ④創意工夫点 | ・自ら考え行動した再現性のある事 |
⑤成果 | ・開発を通して組織、個人に対し定量・定性的に価値をもたらしたポイント |
③必ず希望の企業に指名されるとは限らない
レジュメを完成させ、審査が通ったとしても必ず希望の企業から指名されるとは限りませんし、もしくは指名されない場合もあります。企業からドラフト形式で採用されていくため、希望通りの年収や仕事内容が提示されていなかったり、タイミングによって希望のポジションが募集されていなかったり、思うように指名されないこともあります。
転職を急がない場合は次のドラフトまで待つか、条件をのむかで今後の見極めが大切になります。
メリット・デメリットまとめ
メリット | デメリット |
①エンジニアとしてのスキルやプロジェクト経験が採用基準になる ②エンジニアとしてのスペックが客観的にわかる ③指名の段階でリアルな年収と仕事内容が提示される | ①レジュメの入力に時間がかかる ②審査にはある程度のスキルが必要 ③必ず希望の企業に指名されるとは限らない |
万が一指名されない場合、もしくは希望する条件が提示されない場合は自己推薦という形で企業にアプローチをかけることができます。もちろん、自己推薦のときでも現収入を提示せず、面接前に企業から年収を提示してもらうことが可能です。もし希望の年収・仕事内容が無い場合、自分から企業が採用するメリットをアピールし自己推薦してみましょう。
転職ドラフトの評判・口コミ(Twitter・google等)
良い評判・口コミ
エンジニアとしての市場価値を実感できる
転職ドラフト結構いいな。
主にweb系の企業から転職希望者にオファーがくるって感じだけど、自分の市場価値を実感できるし、業務経歴書の添削なども受けられるからwontedlyとか他でもそれを活かせる。
— きっぺー (@kippei__kiki) July 6, 2021
好条件で転職成功
どすこいさんが転職ドラフト紹介してくれたおかげでちょっと前の私からしたらありえないぐらいの好条件で転職できました!
前色々相談乗ってもらってありがとうございました!— yui 🌒 Yuiko Ito (@yui_active) June 16, 2021
ありがとうございます
条件もマッチングも最高の転職が叶いました
転職ドラフトめっちゃ良いサービスでした!— KOHEY (@kohey_eng) June 16, 2021
フリーランスの仕事も良質
ご存知ない方も多いと思いますが「転職ドラフト」は業務委託契約限定での参加も可能でして、僕は今までに合計で3回業務委託の指名もらってますがどれも非常に好条件をご提示いただいたので、ベテランのフリーランスエンジニアの人も案件獲得ルートの一つとして毎回参加しておくのがお薦めですねー😄
— 勝又健太|エンジニア系YouTuber|雑食系エンジニア|「Web系エンジニアになろう」著者 (@poly_soft) July 2, 2021
悪い評判・口コミ
指名期間が短い
今月の転職ドラフト、スカウト送信すべて完了!
今月は同時並行案件が他にもあって殊更しんどかった・・・。
転職ドラフト、どうして指名期限があんねんと思うけど、期限がなかったら絶対こんなやらないんだよなw
よくできてますわ・・・(でも大体月末は忙しいから期日をもう少しズラしてほしい)— Ken Shimizu | UPSIDER VPoE (@kaonash_) June 30, 2021
今の収入よりも少ない職業を紹介された
なんか転職ドラフトで今よりやすい年収を提示されるなーとおもって希望年収みたら、今より明らかに少ない金額を指定してた
— ぶーと🐬 (@bootjp) June 30, 2021
入力項目が多い
転職ドラフト、登録するのに必要な入力がめんどくさすぎて断念した側なので、登録が完了している時点で仕事が出来る人間だと思う。
— センセーション (@tomohi_ro) June 24, 2021
転職ドラフト、項目が多すぎて途中で挫折する
— かっち (@kacchi0516) June 19, 2021
転職ドラフトはこんな方におすすめ
おすすめできる方
・自分の市場価値を知りたい方
・自分のキャリアに自信がある方る
・スキルに正当な評価がほしい方
・今後の目標スキルを見つけたい方
・フリーランスで活躍したい方
・自己PRが得意な方
おすすめできない方
・早急に転職したい方
・レジュメの入力に時間を割けない方
・エンジニアとしての経験が浅い方
・地方エリアに就職希望の方
転職ドラフトの登録から応募までの流れ
- サイトで登録
- エントリー
経歴やスキル、レジュメを記入し審査の申請をします。審査が通過した場合は、ドラフトの開催まで待機です。
- 転職ドラフト開催
転職ドラフトは毎月開催しています。開催後は企業から指名を待ちましょう。開催中でもレジュメのブラッシュアップは可能です。
- 指名承諾
- 企業とメッセージのやり取り
- スケジュール調整機能で面談日を調整
- 内定・入社
転職ドラフトに関するQ&A
- (質問):自分の市場価値を知りたいのですが、転職せずとも参加しても良いですか?
- (回答):転職ドラフトで転職した方たちの多くは、自分の市場価値を知りたいという理由で登録しています。
「自分に対する客観的な評価が気になる」など一般的な転職の動機と異なるきっかけで参加する方が多いです。ドラフトで指名後から今後の選考に進むか否かを決めることができるため、まずは登録することをおすすめします。
- (質問):企業の提示内容に不満がありますが、交渉は可能ですか?
- (回答):再提示のリクエストを送ることもできます。ドラフト開催回ごとに上限7回まで可能。年収や配属部署、業務内容など気になる点があれば希望を伝えることも可能です。
- (質問):エンジニア経験が浅くても参加できますか?
- (回答):転職ドラフトへの参加はエンジニアとして純粋なスキルや経験がある方です。経験年数やポジションでの参加制限はなく、誰でも参加できます。経験が浅くても、高いスキルがある方は利用者の中に多数いて、社会人経験1年目でも200万近くの収入アップを成功させた方もいます。ぜひトライしてみましょう。
- (質問):指名をもらえないときはどうすれば良いですか?
- (回答):必ず指名がもらえるとは限りません。まずは指名の最終日まで放置して、それでも指名がない場合はレジュメを書き直し、再申請しましょう。待つだけではなく、自己推薦という形式もあります。自己推薦もドラフト同様、面接前に年収を企業が提示します。指名が来ない場合は自分からアプローチかけてみましょう。
- (質問):レジュメの書き方はどうしたらいいですか?
- (回答):転職ドラフトの運営スタッフが直に目を通し、構成、実績、エンジニアとしての強みやポリシーが表現されているか確認しています。作成時のポイントを上記にまとめてあるので、確認してください。
最後のメッセージ・総括
転職ドラフトはITエンジニアに特化した転職サイトで、スキルそのものを評価してもらえるため、エンジニアの方たちにとって自分の市場価値を確認するサイトでもあるようです。
以下、登録おすすめの方を改めてご紹介します。
・自分の市場価値を知りたい方
・自分のキャリアに自信がある方る
・スキルに正当な評価がほしい方
・今後の目標スキルを見つけたい方
・フリーランスで活躍したい方
・自己PRが得意な方
エンジニアとしてスキルが上達しても、正当な評価が得られず能力が埋もれてしまうエンジニアの方もたくさんいます。自分のスキルが評価されると、モチベーションも上がりますよね。
スキルをお持ちのエンジニアの方たちにとって、転職ドラフトは自分のスキルを客観視できるツールであり、スキルを活かせる職場とのマッチングサービスを受けられる転職サービスです。
ITエンジニアの方にとって、納得した転職活動ができることを心からお祈りいたします。
転職ドラフトの公式サイトはこちら
転職ドラフトと一緒に登録したいおすすめ転職サービス
転職ドラフト
そのためにも、以下のような大手総合エージェントや、ITエンジニアの転職に強いエージェントサービスを併用するようにしましょう!
◆大手総合型エージェント
・リクルートエージェント(求人数・人気No.1!):https://www.r-agent.com/
・DODAエージェント:https://doda.jp/consultant/
・マイナビエージェント:https://mynavi-agent.jp/
・ビズリーチ:https://www.bizreach.jp/
◆IT業界に特化した専門エージェント
・Geekly:https://www.geekly.co.jp/
・レバテックキャリア:https://career.levtech.jp/
・マイナビIT AGENT:https://mynavi-agent.jp/it/lp/029_1.html
・G-JOBエージェント:https://game-creators.jp/
・Kaguya(ハイクラス):https://www.kaguyajob.com/
・アカリク(院卒者のみ):https://tenshoku-agent.acaric.jp/
・Webist:https://webist-cri.com/
より詳しい情報を知りたい方は以下ページも参考にしてください!
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