30代前半の転職を成功させるには?おすすめ転職エージェント8選も紹介

30代前半は、結婚・出産・マイホームの購入など、さまざまなライフイベントが訪れるタイミングです。各ライフイベントを境に転職に踏み切る人は少なくありません。しかし、「転職は若い人が有利」「即戦力として期待されるためハードルが高い」「キャリアを棒に振る可能性がある」などとも言われています。

30代前半の転職事情はいかがなものか?

本記事では、30代前半で転職に成功する人や失敗する人の特徴、企業に求められる能力など30代前半ならではの転職事情を紹介します。30代前半に適した転職エージェントも解説するため、転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

30代前半は転職に有利?転職事情も紹介

厚生労働省の「令和2年雇用動向調査結果の概況」によると、30代前半の転職入職率は男性が11.1%、女性が7.9%となっています。

転職入職者・転職入職率とは?
・転職入職者:企業を転職した者のことで、入職者のうち入職前1年以内に他の企業で就業経験のある者のこと。
・転職入職率:転職入職者数÷2020年6月末日現在の常用労働者数×100%で算出した数値のこと。

女性が男性の数値を大幅に下回っているのは、結婚・育児などで離職する人が増えることが要因として考えられます。また、男性の数値は30代後半以降になると一気に下がる傾向です。そのため、30代前半で転職を考えている人は、早めに行動することがおすすめです。

(出典:厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」

20代の転職との違い

30代前半はある程度の専門知識・社会経験があることから、20代の転職と比べて実務経験・実績が問われる機会が多くなります。面接時には、これまでにどのような活躍をしてきたのかを企業に伝えられるように準備しましょう。

また、30代前半は企業によっては中堅社員となるため、管理職候補の求人の応募要件を満たせることがあります。管理職に就くことで年収アップが見込めるため、裁量のある仕事にチャレンジしたい人は、通常の求人だけでなく管理職候補の求人を探すこともおすすめです。

【要注意】未経験の業種・職種への転職は最後のチャンス

30代前半の転職はキャリアアップが見込める一方で、未経験の業界・職種へのキャリアチェンジ転職は最後のチャンスとなります。

企業によっては若手社員の長期育成を図る「ポテンシャル採用」を実施していますが、ほとんどが30代前半までと条件を定めています。

30代後半以降でも未経験の業種・業界にチャレンジできますが、管理職に就ける可能性が低くなる・家庭の経済面が苦しくなるなどの理由からおすすめしません。

30代前半で転職を検討している人はキャリアビジョンを明確にし、これまでの経験のより磨きをかけるか、新たな仕事にチャレンジするかを選択することが大切です。

30代前半の転職で成功する人の特徴

30代前半は20代の転職のように若さを売りにした転職活動では、内定をもらえる確率が低くなります。また、30代以降で転職を繰り返すことは、自身のキャリアが台無しになるケースも少なくありません。

ここでは、30代前半の転職で成功する人の特徴を4つ紹介します。

①キャリアプラン実現のために転職する人

キャリアプラン実現のために転職する人は、長く勤められる企業を見つけやすくなる傾向です。キャリアプランとは、「◯年後に〇〇の仕事をしたい」「残業が少ない企業に転職して家族との時間を確保したい」など、理想像を明確にすることです。

たとえば、キャリアアップを目的とした転職をしたい人は管理職候補の求人を、ワークライフバランスを取りながら仕事をしたい人は残業・休日出勤が少なめの求人を選ぶことが大切です。

すべての希望を満たす条件を見つけることは困難であるため、今後の生活で譲れない項目を3〜5つピックアップして求人を探してみましょう。

②自己分析ができている人

自己分析ができる人は、自分に合った転職先を見つけやすいという特徴があります。自己分析では、「これまでの実績・経験」「得意・不得意なこと」「強み・弱み」を洗い出すことが大切です。

個人で自己分析を行うと自身を過大評価する恐れがあるため、家族・友人など信頼できる人から客観視してもらった意見を取り入れることもおすすめします。また、各転職エージェントの転職診断などを活用し、自己分析を行うことも有効です。

企業の求める人材と自身の適正でミスマッチを起こさないためにも、自己分析をした上で求人を探しましょう。

③企業分析ができている人

企業分析、つまり応募する会社の長期的な企業業績、成長性を検討できる人は入社後も活躍できるポジションに就ける可能性が高いといえるでしょう。

事業は成長市場で勝負できているか。今後5年後、10年後、数十年後の未来は明るそうか。

上場企業なら決算書をきちんと読むなり、未上場企業でも同じ業界で上場している企業の決算説明書、中期経営計画などを読めば参考になるでしょう。

④複数の媒体を使用して転職を進める人

転職活動をする際は、1つの転職サイト・転職エージェントにこだわらず、複数の媒体を使用することが大切です。複数の媒体を活用することで、さまざまな求人を比較でき、自分に合う求人を見つけられる可能性が高まります。

転職サイト・転職エージェントの求人は未登録でも確認できますが、すべての求人情報を調べられるわけではありません。特に転職エージェントでは、非公開求人を豊富に保有している場合があり、給与・待遇面が良い求人は一般公開されていないことが多くあります。

転職先の候補の幅を広げるためにも、複数の転職サイト・転職エージェントを活用して求人情報を集めましょう。

30代前半の転職で失敗する人の特徴

転職では成功する人がいる反面、失敗する人も多くいます。たとえば、転職後に給与が上昇したことが成功だとすると、30代前半で転職した約6割の人は給与水準が変わらない、もしくは減少している状況です。必ずしも給与がアップするわけではないため、転職を検討している人は失敗する人の特徴を知っておくことも大切です。

(出典:厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」

ここからは、30代前半の転職で失敗する人の特徴を2つ紹介します。

①漠然と転職を進める人

目的を持たず、漠然と転職を進める人は失敗しやすい傾向です。「今の仕事がマンネリ化した」「周囲で転職する人が多い」「今の職場に不満がある」などの理由で転職を検討する人が、漠然と転職を進める人に該当します。

漠然と転職を進めると、転職後に間違った選択をしたことに気づくことが少なくありません。転職をすると今の悩みがすべて解決できるように思う人もいますが、無計画に行う転職では次の職場でも同じ不安・悩みを抱えることにつながります。そのため、なぜ転職に踏み切ろうとしているのかを明確にした上で、転職活動を始めることが大切です。

②企業の内情をよく理解しないまま転職する人

30代前半で転職で失敗する人の特徴として、企業の内情をよく理解しないまま転職する人が挙げられます。30代前半で転職する場合は次の職場の上司が年下になることが多く、年下の人から指示を受けることに抵抗感がある人は、不満を感じながら仕事を進めることになるでしょう。

特に中小企業・ベンチャー企業などは、若くして管理職に就く人が多いため、転職先の平均年齢などを事前に調べておくことが大切です。企業の内情を調べる際は、求人に記載されている求人の特徴・採用背景や、各サイトに記載されている退職者の口コミを確認しましょう。詳しい内情を知りたい人は、転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーのカウンセリングを受けることをおすすめします。

30代前半の転職で企業に求められる能力

30代前半になるとある程度の社会経験が積んできているため、部下を教育できる人材・将来的に管理職者として活躍できる人材が求められる傾向です。反対に、目立った実績がない人、資格を保有していない人は、採用が見送られることが少なくありません。

下記は、30代前半の転職で企業に求められる能力を3つ紹介します。

即戦力性

企業は30代前半の転職者に対して、即戦力を求めます。ここで言う即戦力とは、採用後すぐに現場で活躍できる人材のことを指します。30代前半の人材を求めるのは、20代の人材より教育コストが抑えられるためです。企業によっては、人材不足・人材を育成できる環境が整っていないことが少なくありません。

したがって、知識や経験が乏しい業界・業種への転職は即戦力が低いと見なされ、転職後の年収はダウンする恐れがある点に注意してください。

マネジメントスキル

マネジメントスキルとは、部下・同僚に必要な教育・指示ができるスキルのことを言います。30代前半は、企業の今後を支える重要な年齢層となるため、将来的に課長・部長などの管理職に就けるポテンシャルを持った人材が求められます。

現時点で管理職に就いていない人でも、今までに後輩を教育した経験があれば評価される傾向です。そのため、目立ったマネジメントスキルを有していない人は、転職するまでに部下を教育する業務を経験しておけば、転職を有利に進められるでしょう。

コミュニケーション能力

業界・職種を問わず、コミュニケーション能力は欠かせません。20代前半のように社会経験が少ない人材であれば、人見知りで話すことが苦手でも許されることは多くあります。しかし、30代前半は上司・後輩と接してきた経験があるため、一定レベルのコミュニケーションスキルが求められます。

基本的には、必要最低限の報連相ができれば問題ありませんが、役職に就きたい人は上司・部下関係なく会話ができる能力も必要です。

キャリアアップが見込める転職先を探す方法

転職をすることで、必ずしもキャリアアップができるとは限りません。転職先によってはライバルとなる同僚が多いこと、役職の空きがないことがありえるため、企業の内部事情を知った上で転職先を決めることが大切です。

しかし、個人で転職を進める場合は、企業の内部事情に関する情報を集めることは困難です。そのため、キャリアアドバイザーに相談をしながら転職を進められる「転職エージェント」を活用することが大切です。

転職エージェントでは、転職状況を相談できる他、自身に適した求人情報を提案してもらうこともできます。プロの力を借りながら転職活動ができるため、個人でハローワークや転職サイトを利用して転職をするより、理想とする企業に就きやすくなるでしょう。

30代前半におすすめの転職エージェント8選

転職エージェントは、業界や職種に特化したサービスから女性に特化したサービスまで、さまざまな種類があります。30代前半で転職を検討している人は、年齢に合った転職エージェント・キャリアアップが見込める転職エージェントを利用することがおすすめです。

ここからは、30代前半におすすめの転職エージェントを8つ紹介します。

リクルートエージェント|転職支援実績No.1

公式URL:https://www.r-agent.com/

r「リクルートエージェント」は、高い転職支援実績がある転職エージェントです。豊富な転職支援実績をもとに、求職者に的確なアドバイス・サポートを行っているため、利用者の満足度も高くなっています。

また、リクルートエージェントは全国展開している転職エージェントの1つであるため、地方から都市部へ、反対に都市部から地方へ転職できる求人も少なくありません。豊富な求人数の中から自分に合った転職先を見つけたい人は、リクルートエージェントの利用を検討してみましょう。
リクルートエージェントの公式HP・無料登録はこちら

doda|充実した転職サポートが持ち味

公式URL:https://doda.jp/consultant/

「doda」は、パーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。他の転職エージェントと比べて、独自のサービスが豊富に用意されており、簡単に市場価値を確認できる「年収査定」や適職を調べられる「キャリアタイプ診断」などが代表的です。

いずれのサービスも無料で利用できるため、まずはdodaに登録することから始めてみましょう。
dodaの公式HP・無料登録はこちら

マイナビエージェント|ヒアリングが丁寧


公式URL:https://mynavi-agent.jp/

「マイナビエージェント」は、リクルートエージェントやdodaと並ぶ、国内で人気の高い転職エージェントです。企業の人事・採用担当者と強いパイプがあるため、掲載されている求人の質が高いことが魅力です。

また、「レスポンスが早い」「丁寧に転職状況をヒアリングしてもらえた」など、キャリアアドバイザーに対する定評もあります。そのため、じっくりと転職相談・サポートをしてもらいた人にマイナビエージェントは適しています。
マイナビエージェントの公式HP・無料登録はこちら

JACリクルートメント|グローバル転職に強い


公式URL:https://www.jac-recruitment.jp/

「JACリクルートメント」は、管理職向けの求人を多く取り扱う転職エージェントで、30代〜40代に人気があります。中には、年収800万円以上の求人もあることから、年収アップを目指した転職もできるでしょう。

また、同じキャリアコンサルタントが求職者と企業の両方を担当しているため、企業の内情に精通した質の高いアドバイスを受けられるでしょう。

海外進出している日系企業やグローバル企業の保有求人も多く、キャリアアップ転職を目指したい方にはおすすめです。
JACリクルートメントの公式HP・無料登録はこちら

ビズリーチ|企業・ヘッドハンターからのスカウトがある


公式URL:https://www.bizreach.jp/

「ビズリーチ」は、ハイクラス向けの転職エージェントとなっており、利用する際には審査に通過する必要があります。また、無料会員だけでなく、有料会員専用のサポートも用意されていることも特徴の1つです。

審査・有料会員を設けている分、年収1,000万円以上の求人が多数掲載されています。現在の年収が300万〜400万円台の人には個人の能力と求人のレベルが合わず、利用できない可能性があります。一方で、年収450万円以上を得ている人であれば、審査に合格する方が多いようです。

職務経歴書や履歴書などのレジュメを登録してヘッドハンターからのオファーメールを待ちましょう。ハイクラス案件に挑戦したい方は積極的にビズリーチを利用されることをオススメします。
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ランスタッド|独占の非公開求人が数多くある


公式URL:https://www.randstad.co.jp/

「ランスタッド」は、サポート・扱いやすさ・求人数など、バランスの取れた転職エージェントです。特に、経理・総務・人事の転職に強いことが特徴です。また、独自の非公開求人も多く、ランスタッドのみで見つけることができる求人も少なくありません。

ただし、派遣や非正規雇用の求人を中心に取り扱っているため、プライベートの時間を充実させたい人に適しています。正社員向けの求人を探している人は、ランスタッドと併せて複数の転職エージェントを利用することがおすすめです。
ランスタッドの公式HP・無料登録はこちら

リクルートダイレクトスカウト|自分の市場価値を知ることができる


公式URL:https://careercarver.jp/

「リクルートダイレクトスカウト」は、株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。株式会社リクルートが運営する転職エージェントの1つであるリクルートエージェントと比較すると、ハイクラス・エグゼクティブ向けの求人を多く取り扱っています。

同じハイクラス向けのビズリーチよりも求人数は少ないものの、完全無料で利用できること、ヘッドハンターの質が高いことが特徴です。そのため、求人数よりもヘッドハンターの質にこだわりたい人は、リクルートダイレクトスカウトの利用がおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトの公式HP・無料登録はこちら

マイナビIT AGENT|エンジニア転職におすすめ


公式URL:https://mynavi-agent.jp/it/

「マイナビIT AGENT」は、マイナビグループが運営する転職エージェントです。WEBエンジニア、社内SE、システム系・インフラ系のエンジニア転職におすすめです。

これまでの経験・スキルを活かして年収UPできる求人を紹介してくれますので、30代エンジニアの方は登録しておきたいサービスです。

マイナビIT AGENTの公式HP・無料登録はこちら

まとめ

30代前半の転職は、20代に比べて転職する難易度は高くなる傾向です。しかし、管理職経験者向けの求人に応募しやすくなるため、キャリアアップを目指した転職にチャレンジできます。

30代前半で転職を成功する人には、キャリアプラン実現のために動いている、自己分析ができているなどの特徴があります。一方で、失敗する人の特徴は、漠然と転職を進めること、年下上司が苦手なことです。30代前半で転職を成功させるためには、即戦力性・マネジメントスキル・コミュニケーション能力が求められます。

30代前半は昇進に関わる重要な時期であるため、キャリアアップができる企業に転職することがポイントです。個人で企業の内部事情を集めることは難しいことから、転職エージェントを活用し転職活動を進めることを検討しましょう。