コンサル業界の転職に強いおすすめの転職エージェント15選
コンサルティングの求人を保有する転職エージェントは全国に150社以上ありますが、コンサル求人数、転職支援の実績の多いおすすめ転職エージェントを紹介します。
結論から確認したい方はコンサル業界におすすめの転職エージェント15選(こちら)をタップしてください。
高い年収を支払っても優秀な人材を採用したいコンサルティング会社は多く、積極的に転職エージェントを活用した採用活動が行われています。非公開求人も多いため、転職エージェントに登録すれば自分では見つけられない好待遇な求人を紹介してもらえることでしょう。
複数のエージェントに登録することで信頼できるキャリアコンサルタントを見つけ、キャリアアップに繋げて頂けたら幸いです。
★コンサル転職の結論✅ 専門的なキャリアサポートが欲しい方
コンサル専門エージェントの「アクシスコンサルティング」や「
✅ 案件を取りこぼしたくない方
コンサル業界の求人数圧倒的no.1(コンサルだけで約51,000件)の「リクルートエージェント
✅ 転職を急いでいない方
スカウト型の転職サイト「ビズリーチ
コンサルティング業界の特徴
コンサルタントの仕事とは?
“consult”という単語には、「相談する」「助言を求める」といった意味があり、”コンサルティング”とはまさに、専門家の立場からクライアント企業に助言を提供する、言い換えれば課題解決をサポートすることで報酬をもらう業態と言えるでしょう。
”課題解決をサポートする”とは、もっと具体的に言えば以下などが考えられ、コンサルタントはそれぞれが専門分野を持ち、時にはクライアント企業に入り込んでサポートしていきます。
・重量な意思決定をするための材料を揃える
(例)課題(そもそも何に困っているのか)や原因(なぜ課題が生じているのか)の整理、解決案(どうすれば課題を解決できるのか)の提案
・実行をサポートする
(例)解決策の計画への落とし込み、実行段階における進行管理や課題管理、システムの作り込み
コンサルティングファームの種類
コンサルティングファームは、大きく5つに分類することができます。
しかし実際には、戦略系ファームが下流の業務改革やIT導入に進出したり、IT系ファームが上流に進出したりとその垣根は曖昧になりつつあります。
分類 | 主要企業 | 主な特徴 |
戦略系 | ・マッキンゼー ・BCG ・ベインアンドカンパニー | ・大企業の経営層向けに経営戦略(全社戦略、新規事業創出、中期経営計画の策定)の策定をサポート ・デジタル化の実行までを見据えて、下流(業務改革やIT導入など)の領域まで進出が進んでいる |
総合系 | ・アクセンチュア ・Big4系(デロイト・PwCなど) | ・経営戦略〜業務改革〜システム導入と一気通貫でサポートできる体制があり社員数も多い ・事業部のトップクラス向けに、事業戦略や実行計画の策定、IT導入の要件定義などを行うケースが多い |
IT系 | ・アビーム ・ガートナージャパン | ・クライアント企業のIT部門がカウンターパートとなり、システム導入・保守・運用を行うケースが多い ・新システムに合わせた業務改革も提案する |
シンクタンク系 | ・三菱UFJリサーチ&コンサルティング ・NRI | ・官公庁や民間企業を対象に、リサーチ・分析・政策提言などを行うことが多い ・総合系コンサルファームと同様に、上流〜下流までを対応範囲とするコンサル部隊をもつ企業も多い |
その他 | – | 以下のように特定のサービスや、業界、企業規模に特化したファームも多く存在する ・業務領域特化型(M&A、組織人事、財務、マーケティング、営業など) ・業界特化型(医療業界・製造業界など) ・企業規模特化(中小企業など) |
コンサル転職の前に知っておくべき!コンサルティングファームの特徴4つ
コンサルティングファームは一般的な事業会社と比べてどのような違いがあるのでしょうか?転職する前に知っておいていただきたい4つの特徴を紹介します。
①業務領域別 × 業界別組織
業務領域別・業界領域別に部署が構成されているファームが多いのは一つの特徴でしょう。
(例)
業務領域別:組織再編専門部署、マーケティング専門部署 他
業界別:エネルギー業界専門部署、製薬業界専門部署、官公庁専門部署 他
若手のうちは様々な組織を経験することもありますが、一定の年次になると特定の部署に属し、専門家として成長していくことが求められます。
②プロジェクト単位での仕事
PJ単位で仕事をしていくこともコンサル業界の特徴と言えるでしょう。PJ期間は2ヶ月程度の短期のものから、数年間の長期に及ぶものまで様々ですが、戦略策定など上流であるほど短い傾向があります。プロジェクトの目的に合わせて、業務や業界のプロフェッショナルが集まりPJチームが組成されるため、PJの上位者や一緒に働くメンバーも短期間で変わるという特徴があります。
③実力主義
戦略系ファームにおいては、今でもUp or Out(一定期間昇格できなければ退職)の制度が残っていると言えるでしょう。しかし、近年下流の領域(業務改革やIT導入など)に進出するに伴ってコンサルタントの能力にばらつきが生じ、緩やかになっている企業もあるようです。
総合系やIT系ファームは、厳格なUp or Outの制度を採用している企業はほとんどありません。しかし、PJ単位で仕事を行う以上、一定のパフォーマンスを出し続けられなければ、PJにアサイン(=招集)されなくなり、仕事がない状態となって自主的に辞めていくパターンも少なくありません。
④知的生産=長時間労働
全産業で進んでいる働き方改革。コンサル業界でも施策を打っている企業は多いものの、長時間労働は未だ健在です。その理由は、業務内容が知的生産に偏っているからです。クライアント企業を取り巻く外部環境はテクノロジーの変化をはじめとして急速に変化しています。それらを取り入れながらその時点での最適解を提示するには、集めたファクトをベースに考え続けるしかなく、労働時間を短くするのはなかなか難しい現状があります。
コンサルタントとして活躍できる人の特徴6つ
これまでの説明より、以下のような特徴を持っている人はコンサルタントとして活躍できる可能性が高いでしょう。
・論理的思考(事実をベースに答えを見つけ出すこと)が得意
・思考体力がある(考え続けることが苦でない)
・コミュニケーションが得意
・タスクをスケジュール立てて一つずつ実行できる
・懐疑思考(既存の慣習やルールに疑いを持つ思考)が強い
・自分でビジネスを実行するのではなく、アドバイザーでありたい
楽とは言えない仕事ではありますが、自分の頭で徹底的に考える力が鍛えられ、業界やテクノロジーの知見が身につき、間違いなくスキルアップできるでしょう。
コンサル転職市場の動向
コンサル業界は今人不足の状況にあるのでしょうか?それとも人余りの状況にあるのでしょうか?
経験者しか入社できないのでしょうか?コンサル業界の転職市場の動向について見てみましょう。
市場規模
IDCが発表した「国内コンサルティングサービス市場予測」によれば、市場規模は2018年の約8,000億円から、2025年には1兆2千億円にまで拡大すると言われています。デジタル技術の急速な発達に伴うDX関連PJの需要が急増し、どのファームも人手不足の状態が続いています。
年収
年収は、ランクによってベース給が決まっており、パフォーマンスによってインセンティブが支払われるケースが多いでしょう。また、裁量労働制で残業代が支払われない企業も多いと思います。
総合系ファームの年収は平均的に以下のようになっており、比較的高水準と言えるでしょう。
・20代前半(コンサルタント):500万円前後
・20代半ば(シニアコンサルタント):600~800万円
・20代後半〜30代前半(マネジャー):800~1,000万円
・30代半ば(シニアマネジャー):1,000~1,500万円
・40歳程度(パートナー):2,000万円〜
年齢
未経験でコンサルファームへ転職する場合、34歳までといった制限があるケースが多く見られます。
20代前半であれば第二新卒として育成前提で採用され、20代後半〜30代前半であれば現場レベルでの業界知見とビジネス基礎スキルを持った人材とて即戦力として働くことが見込まれます。
ただ、未経験かつ35歳以上でも、事業会社で特定領域への深い知見があり、PJの成功経験がある場合などは、年齢問わず入社できる傾向があるでしょう。
コンサル経験者の場合は、年齢制限はなく、40代以上のパートナー層の転職も少なくありません。
異業種からの転職
リクルートエージェントの調査によると、コンサルティング業界全体の転職者の中で、異業種からコンサルファームへ転職する人の割合は、55.8%(2012年)から71.8%(2019)と増加しています。
コンサル業界全体が拡大していく中で、ニッチな市場への対応や、現場に近いところでの実行支援が必要になっており、コンサル未経験者でも転職しやすい状況にあると言えるでしょう。
コンサルタントのキャリアパス
コンサルタントのキャリアパスとしては、別のファームへの転職・事業会社への転職・独立など多岐に渡ります。
事業会社ではそれぞれの専門分野に合わせて、経営企画部や人事部、デジタル戦略部などに配属され企業変革を推進する役割を担うことが多いでしょう。更に年収をあげる場合は、プライベートエクイティファンドや投資銀行などへの転職人気も高いようです。
いずれも、課題解決の訓練を積んだコンサルタントは転職市場で高く評価されるケースが多いでしょう。
コンサル転職を成功させるための3つのポイント
コンサルティングファームへの転職を成功させるためには本質的に3つのポイントを押さえておく必要があります。
① 求められるスキルや知見を知る
年齢やポジション、採用される部署によって求められるスキルや知見の深さは異なりますので、確実に把握することが重要です。
年齢
20代前半で転職する場合、 専門的なスキルや知見ではなく論理的思考力や対人スキルといった汎用的なスキルが重視されることが多いでしょう。一方、30歳前後では、即戦力として活躍することを求められるため、特定のビジネスに関する専門的知識に加え、課題を発見し解決していくまでの一連のスキルも求められることが多くなります。
ポジション
マネジャーとしての採用の場合、マネジメントスキルやクライアントとの折衝スキルが求められる一方、スタッフ層では、タスクをスケジュール立てて遂行していくことや、上位者へ必要なタイミングで報告・相談できるかなども求められます。
採用される部署
また、IT系部署の採用では、テクノロジーの知見やクライアント・チームメンバーとの協調性が求められる一方、戦略系部署の採用では、経営層の視点からビジネスを俯瞰したり、事実をベースに素早く仮説を構築する力などが求められます。
このように、年齢やポジション、採用される部署によって求められる能力やスキルが異なるため、徹底的にリサーチすることが重要になります。
② 活かせるスキルや経験を整理する
求めるスキルや知見が分かったら、何がアピールできるかを整理しましょう。
効果的にアピールするためには強みを活かして何を実行し、どんな結果が出たのか、そして強みをコンサルタントという仕事にどのように活かせるかという一連の流れを整理しておく必要があります。
また、必要とされるスキルや知見を全て身につけておかなければいけないと言う訳でもありません。入社前に必須で持っておくべきものと、コンサルタントとして働きながら身につけられるものを分けて、選考で何をアピールすべきか見極めることも必要になるでしょう。
③ 選考対策を行い確実にアピールする
選考では、自身がコンサルタントとして活躍できることを確実にアピールしなければなりません。
自身の強みを書類に記載したり口頭で説明することは事前準備さえ怠らなければ難しくありません。しかし、実際の選考ではそれだけでなく、コンサルタントとして活躍できる素質があるかどうか厳しい目で見極めています。
例えば、職務経歴書などの書類からは、正しい日本語が書けるかどうか、一貫した主張になっているかどうか。ケース面接では、限られた時間の中で自分なりの正解を見つけ出せるか、 根拠に基づいた正解を出せるか、簡潔に説明できるかといった基礎的な素質も見ているのです。
とは言え、面接の回数や、ケース問題の内容、重視されるポイントなどは各社・各部門・ポジションによって異なるため、活躍できることを確実にアピールするためには、選考内容についてリサーチをした上での対策が重要になります。
④ コンサル転職を成功させるためには転職エージェントの利用が必須!
上記3つのポイントを確実に抑えるためには、転職エージェントの利用が必須です。
コンサルティングファームは、非上場で内部情報を公開していないケースが多いことに加え、限られた公開情報から求められるスキルや重視されるポイントを独力で推測するには限界があるためです。
特に、コンサル業界に特化した転職エージェントは、より深い業界・企業情報だけでなく、選考ノウハウも保有しており利用しない手はありません。
コンサル転職でおすすめの転職エージェント15選
- 名称
- 登録
- 公開求人
- 非公開求人
- アクシスコンサルティング
- 無料登録
- 非公開
- 非公開
- リクルートダイレクトスカウト
- 無料登録
- 約65,000件
- 非公開
- JACリクルートメント
- 無料登録
- 約25,000件
- 非公開
- ロバート・ウォルターズ
- 無料登録
- 約1,400件
- 非公開
- Samurai Job
- 無料登録
- 約20,000件
- 非公開
- リクルートエージェント
- 無料登録
- 123,387件
- 187,502件
★コンサル転職の結論✅ 専門的なキャリアサポートが欲しい方
コンサル専門エージェントの「アクシスコンサルティング
✅ 案件を取りこぼしたくない方
コンサル業界の求人数圧倒的no.1(コンサル求人のみで約51,000件)の「リクルートエージェント
✅ 転職を急いでいない方
スカウト型の転職サイト「ビズリーチ
【詳細】コンサル業界の転職でおすすめの転職エージェント一覧
アクシスコンサルティング|コンサル業界の転職実績No.1!
コンサル業界の転職実績no.1の転職エージェント。コンサル業界全般、戦略系コンサルティングファーム、財務アドバイザリー、ITコンサル、組織コンサル、企業・事業再生コンサルなど幅広く対応。現役コンサル、ポストコンサルの転職ももちろん、コンサル未経験からコンサルティングファームへの転職支援も可能。数多くのコンサルタントのネクストキャリアをサポートしており、まさにコンサルティング業界で転職される方にとって名実ともに第1位の転職エージェントといえるでしょう。コンサルティング業界に関わる人が転職するなら登録しない理由が見つかりません。
コトラ|コンサル・金融転職に強い
リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス・エグゼクティブ転職に強い
ビズリーチ|ハイクラス・エグゼクティブ転職
大々的なTV広告により、即戦力採用や、ハイクラス転職サイトとして知名度が上昇している「ビズリーチ(運営会社ビジョナルは2021年に上場)」。登録は審査制ですが、既にコンサルティング会社でお勤めの方ならほぼ間違いなく審査は通るでしょう。職務経歴書や希望条件を登録することで転職エージェントや企業から直接スカウトメールが届きます。自分の市場価値を知るにも登録しておきたいサービス。ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトは類似したスカウト型転職サイトですが、企業から直接スカウトが届くのはビズリーチだけ。ハイクラスの転職を考えているならビズリーチの登録をおススメします。
JACリクルートメント|幅広い提案が欲しい方におすすめ
ランスタッド|外資系・グローバル転職に強い
ロバート・ウォルターズ|外資・グローバル転職に強い
Samurai Job|経営幹部を目指したい方向け
リクルートエージェント|求人数no.1の転職エージェント
アンテロープ
アサイン|20代・30代のハイエンド転職に強い
コンコード
ムービン
アージスジャパン|外資系・グローバル転職に強い
以上、おすすめの転職エージェントを厳選して紹介しましたが、どれも無料で利用できるサービスですので気軽に利用してみてください。
コンサル転職にエージェントを利用すべきメリット5つ
コンサルティングファームへの転職活動を進めるにあたって、転職エージェントを利用するメリットを改めて紹介していきましょう。
① ポジションや企業についての詳細な情報を得られる
転職を成功させるためには、前述の通り求められるスキル・経験を知ることが必要ですが、長期的に活躍するためには、組織風土や人事制度、労働環境なども事前に把握しておくことも必要です。
確実に内定をもらうだけでなく、安心してストレス少なく働けるかどうか事前に見極めるためにも、コンサル業界に特化した転職エージェントから情報・アドバイスをもらうことが欠かせません。
② 自身の強みを客観的に整理できる
転職エージェントのキャリアアドバイザーと会話することで、自分では特別と思っていないことでも、客観的に見れば強みとして捉えられるスキルや経験に気付くことができます。
また、それをどのようにアピールすれば面接官に評価されやすくなるか、といったアドバイスも貰うことができるでしょう。
③ 選考対策ができる
各社の選考の流れや、面接で重要視されるポイントについて情報共有してもらえるだけでなく、職務経歴書のレビューや模擬面接をしてもらえるなど、選考対策も十分に行うことができます。
特に戦略系ファームでは、複数回ケース面接が行われることもあり、面接官から鋭い問いかけをされることも少なくありません。コンサル経験者が模擬面接をしてくれるエージェントもあり、特にコンサル未経験の方にとっては心強いポイントでしょう。
④ 非公開求人を紹介してもらえる
コンサル特化型エージェントの多くは、保有求人の8割近くが非公開求人です。非公開求人とは、企業の採用ページや、転職サイトで一般公開されていない求人のことであり、独力で転職活動を進めていては出会うことのない求人です。より自分に合った転職先を見つけられるだけでなく、自身の強みや将来的な思考にあった求人を紹介してもらうこともできます。
⑤ 日程調整や条件交渉を代行してもらえる
企業との選考の日程調整や、条件交渉などを代行してもらうことができます。現職が忙しくても転職活動を進めやすいだけでなく、ただでさえ精神的負荷のかかる転職活動を少しでも楽にすることができるでしょう。
※コンサルティング業界以外の、他のエージェントも確認したいという方は全国の転職エージェント・転職サイトを徹底的にまとめたこちらの記事も参考にしてください。
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